女踊り衣装4

進化する阿波踊り衣装!!

2013年9月12日|Posted in: 日本文化的なもの, 阿波踊り

こんにちは。今日は暑くなりましたね!!

 

少し間が空いてしまいましたが、今日は阿波踊りの衣装についてです(^^)

着物を着る友人には阿波踊りの衣装ってどうやって着ているの〜?!とよく聞かれます。特に女踊り。

女踊り

こちらは2012年の徳島阿波踊りのうずき連さん。美しい〜〜!

連によって少しずつ違いますが、簡単に言うと・・・

長襦袢と短めの着物を着て、着物の裾はまくり上げ、片袖を抜いている!です。

まくり上げた裾は帯の中にしまい、裾と平行または三角形の形を作って帯の下に少し出します。抜いた片袖は帯の上にひらひらと乗っています。

帯は黒の半幅帯をお太鼓結びにするのが主流ですが、吉弥結びや貝の口なんかで結んでいる連もあります。

 

しかし、着物をまくりあげて帯の中にしまうのは重労働・・ということで、私の所属する灯連はこんな風になっています!!!

左右違う色で染めたの短い上と↓

女踊り衣装1

2重になった裾除けと↓

女踊り衣装2

三角形のエプロンのようなもの↓

女踊り衣装3

 

これを順番に巻いていき、帯をするとこんな風に(^^)

女踊り衣装4

 

これで着付け初心者さんでも比較的簡単に覚えられて、裾の出方が上手く決まらない〜!と毎回悩むことが少なくなります♪上下別々なので身長が違っても1サイズでいけるのも利点です!

左右の色を染め分けて、”袖を抜いてる風”にしているのですが実際は抜かないので灯連の女踊りは後ろの帯には袖がひらひらしません。あのひらひら、ちょっと憧れます・・・笑

 

連によって着方も工夫の仕方もそれぞれですが、少ーしずつ、でも確実に進化していってる気がします。笠の角度もどんどん急角度に、シャープになっていってますしね(^^)

きっと時代に合わせて工夫してきたからこそ何百年も前からの徳島の郷土のお祭りが今も各地で愛されるんじゃないかなーと思います(^^)

 

あ、ちなみに法被や浴衣姿の男踊り、お囃子はさらしを巻いて半股引はいて、法被または浴衣を着て角帯締めるだけ!なのでいたってシンプルです♪

ただ、さらしも最近は短時間で巻けてお手入れも簡単なこんなヤツが人気です!!

さらしビスチェその名もさらしビスチェ(笑)

見た目は変えずに格好良く、着付けは簡単に!と今後も色々進化していきそうですね♪

 

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