あいや節

青森県民謡「津軽よされ節」、「津軽あいや節」

2014年2月10日|Posted in: 日本文化的なもの, 民謡・新舞踊

こんにちは!週末は雪がすごかったですね。

高円寺にもまだ雪がかなり残っています。

 

さてさて、高円寺のお店(日本のモノと踊りnakaya)では、今月「青森県」のモノと踊りを紹介しています。

青森県と言えば津軽三味線!和楽器の中でも特に若い人たちにも人気のある楽器ですね。

弦を叩いたり弾いたりしながら演奏するので打楽器的な要素も加わりロック感が強まるからでしょうか。

そんな津軽三味線を使って演奏されてきた青森県に伝わる民謡はリズミカルなものが多く、それに合わせて振り付けされる踊りも、他の県には見られないキレの良さ、激しい足の運びに非常に特徴があります。

この独特の踊り方は、江戸時代に旅芸人たちが他の地方の人に真似されないように、難しい踊りを鍛錬したんだとか・・。確かにこの手さばき足さばきはちょっとやそっとじゃ真似できませんねー!!雪深い冬の間に練習を積んだのでしょうか。

津軽の五大民謡と呼ばれる「津軽じょんから節」「津軽よされ節」「津軽小原節」「津軽あいや節」「津軽三下り」。それぞれ手踊りと呼ばれる振り付けで踊られますが、曲によって扇子やたすき、傘などを用いて踊られます。

今お店で流している映像は「津軽よされ節」と「津軽あいや節」。

こちらは「津軽よされ節」です。平成25年度の民謡民舞全国大会の紅旗戦優勝チーム「青森平内」の演技です。

 

よされ節はテンポの良い曲調で、お祝いの席にもよく唄われるようです。歌詞の内容は「津軽は良いところだから1回来てみて、来たらきっと住みついちゃうよ〜」といったような内容です。(かなりざっくりした説明でごめんなさい・・)

踊りは津軽モノ独特の足使いと手の振り、それと扇子とたすきを使って踊られることが多いです。「ハイッ!ハイッ!」というかけ声と共に跳ねるように踊る息の合った踊りは思わず見入ってしまいますね。

それから「津軽あいや節」。

よされ節よりもゆったりとのびやかな曲調で、酒盛りの曲だとか、漁師の妻が旦那の帰りを待つ間に踊っていた、などと言われています。曲の歌詞は色々と種類があるので一概には言えませんが津軽の日常の風景を切り取ったような歌詞が多いです。

傘で華やかに踊ったり道具を使わずに手踊りのみで踊ったりされています。

津軽モノは、どの曲でもどんな振り付けでも必ずお辞儀で始まりお辞儀で終わるのもとっても好きです。

中腰やしゃがんだりする振りの多い津軽モノ、身体が言うこときくうちにチャレンジしてみたいな〜と思います(^^;)

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